研究グループ

サークル名 サークル詳細説明

太平記を読む会

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講師 : 樋口 州男氏  開催 : 第2木曜日(8月、2月は休み) 13時30分~15時30分
場所 : 調布市文化会館たづくり ほか

講師ご紹介

樋口 州男 氏
元拓殖大学非常勤講師
著書:日本中世の伝承世界 他多数

ご紹介

 巻六に入っている。北野天神ー管原道真-登場、先を予告する。次になんとも不思議な
聖徳太子の未来記、楠正成が先を読みとる。いづれも後醍醐天皇の復帰を語る。
 自害したはずの楠正成が妖霊星の出た天王寺辺で挙兵、幕府軍を翻弄し始める。一方西
国では赤松円心が挙兵、幕府への援軍を遮断。危機を感じた鎌倉方は東国勢を京都へ送り
こむ。赤坂の合戦開始!吉野の城いくさ、千剣破の城軍へと続いていく。そんな中で幕府
方の兵が抜懸する。この話がかなりのページを占める。「平家物語」の似た話が頭に浮ぶ。
 幕府対後醍醐天皇の戦が激化していく。隠岐島の囚はれの身で、いかなる手段をもって
大塔宮、楠正成と連携していたのか。樋口先生の解説が待たれる。

「太平記」を読む会への誘(いざない)

 岩波文庫「太平記」全六巻完結!「太平記」戦前はともかく、今日ではあまり馴染のな
い名だが、古典文学、軍記物である。平成三年にNHK大河ドラマ「太平記」として放映
されている。真田広之、片岡鶴太郎、仁左衛門等々が出演、御記憶の人も多いのでは?
 「太平記」は近代・現代になって戦争を通して体制側に利用され翻弄され続けてきた
-南北朝正閏論を喚起し、忠臣愛国思想に使はれた。そして戦後は読者を失ってしまった。
 今はその反省にたち物語そのものを読み直す時期ではないか。そのイミでもこの講座は
大いに役立つものと確信している。巻一から読みだし今は三年目、巻六を読んでいる。
講師は中世史家、「太平記」「平家物語」を得意とする樋口州男氏。豊富な資料を使い史
実と照らし合せの解説で教室には活気が漲っている。
 これからが面白い!!後醍醐天皇が隠岐島から脱出、鎌倉幕府滅亡、後醍醐天皇の建武
新政開始そして挫折、そして天皇が二人の南北朝時代。歴史上のヤマ場がいくつもあり、
そこには諦めを知らないしたたか者が多く登場する。そのスケールの大きさ、日本中を舞
台としている。こんな「太平記」を樋口先生の御指導で読んでみませんか。どうぞ教室へ!
 岩波文庫「太平記」校注者兵藤裕己氏の講演会も予定されているときく。
是非、是非、皆様御一緒に!!

会員数:29名(2016年03月現在)


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