講座期間:2021年4月から2022年3月 開催:第2木曜日下期より原則第3木曜日(8月、2月は休み) 14時~16時 場所:調布市文化会館たづくり ほか
講師のご紹介
講師: 家 正則(いえ まさのり)氏
東京大学理学系大学院博士課程修了
日本学士院会員 国立天文台名誉教授 理学博士
著書
『すばる望遠鏡』、『ハッブル 宇宙を広げた男』
(岩波ジュニア新書)
『 シリーズ現代の天文学第5巻、第15巻』
(日本評論社)共同編集、
他
家先生 ホームページ
https://www.subarutelescope.org/staff/miye/
ご紹介
全10回の講座ですが、近世から現代の天文学を切り開いた人物列伝、ハワイに建設したすばる望遠鏡と補償光学などの最新技術、宇宙の誕生から現在までの宇宙史、暗黒物質、暗黒エネルギー、ブラックホール、系外惑星などホットな話題、宇宙文明や天文学者の日常などについてお話することを予定しています。
どの話も毎回読み切りの話題とし、画像や図を中心に、気楽に聴いていただける形にしますので、楽しんでいただければ幸いです。
---- 講師より
すばる望遠鏡 ©国立天文台
渦巻き星雲 ©国立天文台
年間予定
回 | 月 日 | 上段は講義タイトル / 下段は主な内容(キーワード) |
1 | 4月8日 | 宇宙観の広がりをたどる-天文学者列伝- (公開講座) |
チコ・ブラーエ、ケプラー、ガリレオ、ニュートン、そして最新天文学へ |
2 | 6月10日 | エドウィン・ハッブルと宇宙望遠鏡 |
エドウィン・ハッブル、ハッブル宇宙望遠鏡、事故 |
3 | 7月8日
| すばる望遠鏡(込められた技術と建設エピソード) |
ハワイ、8m鏡、技術開発、予算獲得 |
4 | 7月22日
| 宇宙の夜明けを見る |
ギネス競争、130億光年、宇宙の夜明け |
5 | 9月9日
| ぼけを直す魔法の眼鏡 |
補償光学、赤方偏移、ペルセウス座流星、グリーンフラッシュ |
6 | 10月28日
| 第二の地球を探す |
系外惑星、ハビタブル惑星、生命存在の証拠 |
7 | 11月18日
| ブラックホール |
星の最後、ブラックホールの観測、2020年ノーベル賞 |
8 | 12月16日
| 国立天文台って何してるの? |
国立天文台のお仕事、身近な天文台、ふれあい天文台、大雑把な天文学者 |
9 | 1月20日
| 3つの黒幕(現代物理の宿題) |
暗黒物質、暗黒エネルギー、暗黒時代 |
10 | 3月17日
| 人類文明と宇宙 |
宇宙の文明の数、寿命、宇宙への進出、国際紛争、環境破壊、三体、 人類はどうあるべきか? |
諸般事情により、日程・内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。
最新情報は、毎月の愛とぴあ会報を参照ください。
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電話 042-441-6328
受付時間 10:00~16:00
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