研究グループ

サークル名 サークル詳細説明

「ギリシアの英雄叙事詩『イリアス』を読む



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『イーリアス』ギリシア英雄叙事詩の世界 (岩波人文書セレクション、2014年) imaget1-008-1-002
同書で紹介されている
「アテーナー(アテーネー)奉納浮彫」

西洋文化の源泉たるギリシア精神が最初に開花したホメロスの叙事詩『イリアス』を時間をかけてじっくり読みます。

講 師 : 川島 重成 先生(国際基督教大学名誉教授)
開催日 : 原則 第3火曜日(8月、2月は休み)
時 間 : 13時20分~15時40分
場所 : 調布市文化会館たづくり 8階映像シアターほか<




講師のご紹介

1938年生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院、ケンブリッジ大学、在アテネ・アメリカ西洋古典研究所等で学ぶ。国際基督教大学名誉教授(西洋古典学)

著書

『イーリアス』ギリシア英雄叙事詩の世界』 岩波書店〈岩波セミナーブックス〉1991.9/新装普及版「岩波人文書セレクション」 2014.10
『『オイディプース王』を読む』 講談社学術文庫 1996.12
『ギリシア悲劇 神々と人間、愛と死』 講談社学術文庫 1999.9
『イエスの七つの譬え 開かれた地平』 三陸書房 2000.3
『ギリシア紀行 歴史・宗教・文学』 岩波現代文庫 2001.11。
『アポロンの光と闇のもとに-ギリシア悲劇『オイディプス王』解釈』 三陸書房 2004.5。
共著に『ホメロス『イリアス』への招待』ピケナス出版2019、
訳書にエウリピデス『ヒッポリュトス』岩波書店1990など

講師からのメッセージ

紀元前8世紀にホメロスによって完成されたとされる叙事詩『イリアス』-そこには英雄たちの生と死の諸相が不死なるオリュンポスの神々とのコントラストのなかに、美しく謳い上げられています。西洋ヒューマニズムの源泉となったギリシア最古の雄大なこの叙事詩の尽きざる魅力を多様な視点から浮き彫りにします。

使用テキスト

『イリアス』岩波文庫 上・下(松平千秋訳)

今後の日程・内容
日程 演題
9月21日(火) 第5回 第3~4歌の復習と第5歌 ディオメデースの武勇譚
10月19日(火) 第6回 第6歌 ヘクトルとアンドロマケーの別れ
11月9日(火) 第7回 (第7~8歌) 第9歌 アキレウスの名誉観
11月30日(火) 第8回スライド上映 ギリシアの風土と遺跡
12月21日(火) 第9回 (第10歌) 第11~12歌 ギリシア勢の敗退
1月18日(火) 第10回 (第13歌) 第14歌 神々の喜劇 (第15歌)
2月1日(火) 第11回 第16歌 アキレウスの親友パトロクロスの悲劇
3月8日(火) 第12回 (第17歌) 第18歌 アキレウスの死の予徴
3月15日(火) 第13回 第19歌 アキレウスとアガメムノンの和解、
アキレウスの出陣
4月19日(火) 第14回 教室未定のため開催有無は2/18頃判明
 第20~21歌 神々の戦い
5月17日(火) 第15回 教室未定のため開催有無は03/18頃判明
 第22歌 ヘクトルの死
7月5日(火) 第16回 6/21の振替として開催決定 
(第23歌)第24歌 トロイア王プリアモスとアキレウスの和解
7月19日(火) 第17回 開催決定 予備日
9月20日(火) 第18回 
『イリアス』の運命観と死生観ー『平家物語』と比較して

☆電話でご予約の上、ご来場ください

(途中回からの参加も可能です。ご相談ください!)
連絡先

アカデミー愛とぴあ事務局 ℡042-441-6328
(9:00~16:00 休所日を事前確認してからお越しください)



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