出エジプト記-モーセとイスラエルの民の波瀾万丈の生き様を現代フランス哲学の視点から読み解きます。
講 師 : 松丸 和弘 先生
(東京都立大学・大妻女子大学非常勤講師)
開催日 : 原則 第1土曜日(8月、2月は休み) 時 間 : 午前10時~12時 場 所 : 調布市文化会館たづくり等
講師のご紹介
1968年東京小岩生まれ。早稲田大学第一文学部卒。東京都立大学院博士課程単位取得満期退学。エマニュエル・レヴィナスを中心として現代フランス哲学およびユダヤ思想史を研究。現在、東京都立大学、大妻女子大学非常勤講師。2013年から、アカデミー愛とぴあ講師を務め、『マルク・シャガール―旧約と新約のはざまで』(~2016年)、『ユダヤの泉(「ユダヤの歴史と文化」改題―旧新約聖書の背景』(~2022年3月)を講義。
論文等
「神の「名」の現象学—エマニュエル・レヴィナスの初期論考群による<顔>の観念の形成と<異教>との相関関係について」(修論)。「E・レヴィナス文献目録」(岩波書店『思想』)。「レヴィナスとアーレント—境界神テルミヌスを巡って—」(『「ユダヤ性」の発見—大革命から今日にいたるフランス文学・思想のなかのユダヤ—』所収)。「レヴィナスとギリシアの遺産—幸福bonheurの概念をめぐって」(『ペディラヴィウム—ヘブライズムとヘレニズム研究』第59号)など。
主な訳業
E・レヴィナス『他性と超越』(共訳、法政大学出版社)。J・クリステヴァ「プルーストと知覚しうる時」、V・ジャンケレヴィッチ「ユダヤ意識と矛盾」、J・デリダ「この狂った「真実」—友愛という正しき名」、J・タミニョー、「行動の現象学者たちと複数性」(それぞれ雑誌『現代思想』掲載)など。
会員 32名 (2023年2月現在)
今後の日程・内容
第1回 | 4月1日 | モーセ-出生と召命 |
第2回 | 5月13日* | ファラオ-王権と神意 |
第3回 | 6月3日13時~15時* | 十の災い-繁栄と疫病 |
第4回 | 7月1日13時~15時* | 過ぎ越し-時間と他者 |
第5回 | 9月9日* | 紅海渡航-罪障と洗い |
第6回 | 10月7日 | マナ-生存と理由 |
第7回 | 11月4日 | 十戒-正義と慈愛 |
第8回 | 12月2日 | 契約-内在と超越 |
第9回 | 1月6日 | 金の子牛-生命と繁殖 |
第10回 | 3月2日 | 幕屋-存在と場所 |
*:第一土曜午前ではありません。
諸般事情により、日程・内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。
最新情報は、毎月の愛とぴあ会報、行事表を参照ください。
見学ご希望の方は事前に「アカデミー愛とぴあ事務所」までご連絡ください。
電話 042-441-6328
受付時間 9:00~16:00
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