研究グループ

サークル名 サークル詳細説明 (2023年度)

ギリシア悲劇を読む

ギリシア最盛期紀元前五世紀アテナイで上演されたヨーロッパ演劇の原点であるギリシア悲劇の主要作品を読みます。

講 師 : 川島 重成 先生(国際基督教大学名誉教授)
開催日 : 本年度最初は4月15日(土)公開講座 14時~16時
     以降、5月より毎月 原則第3火曜日13時30分~15時30分(8月、2月は休み)
場 所 : 調布市文化会館たづくり 8階映像シアターほか




講師のご紹介

1938年生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院、ケンブリッジ大学、在アテネ・アメリカ西洋古典研究所等で学ぶ。国際基督教大学名誉教授(西洋古典学)

著書

「『イーリアス』ギリシア英雄叙事詩の世界」 岩波書店〈岩波セミナーブックス〉1991.9/新装普及版「岩波人文書セレクション」 2014.10
「『オイディプース王』を読む」 講談社学術文庫 1996.12
「ギリシア悲劇 神々と人間、愛と死」 講談社学術文庫 1999.9
「イエスの七つの譬え 開かれた地平」 三陸書房 2000.3
「ギリシア紀行 歴史・宗教・文学」 岩波現代文庫 2001.11
「アポロンの光と闇のもとに-ギリシア悲劇『オイディプス王』解釈」 三陸書房 2004.5
「ホメロス叙事詩の世界-『イリアス』と『オデュッセイア』-」ピナケス出版 2023.5.1
共著に「ホメロス『イリアス』への招待」ピナケス出版 2019
訳書に「エウリピデス『ヒッポリュトス』」岩波書店 1990など

講師からのメッセージ

三大悲劇の詩人の代表作を1篇ずつ取り上げ、各詩人による古い神話の再解釈の特徴等を浮彫にし、講師による読解、質疑応答などを通して古代ギリシア人の人間理解、世界観、社会観、運命観、神理解の本質に迫ります。
2023年度はソポクレス『オイディプス王』、アイスキュロス『アガメムノン』を読む予定です。

使用テキスト

ソポクレス『オイディプス王』 藤沢令夫訳 岩波文庫
アイスキュロス『アガメムノン』久保正彰訳 岩波文庫

今後の日程・内容
日程 演題
4月18日(火) 第1回(公開講座) ギリシア悲劇への招待
5月16日(火) 第2回ソポクレス『オイディプス王』①
6月20日(火) 第3回ソポクレス『オイディプス王』②
7月18日(火) 第4回ソポクレス『オイディプス王』③
9月19日(火) 第5回ソポクレス『オイディプス王』④
10月17日(火) 第6回ソポクレス『オイディプス王』⑤
11月21日(火) 第7回アイスキュロス『アガメムノン』①
12月19日(火) 第8回アイスキュロス『アガメムノン』②
1月16日(火)  第9回アイスキュロス『アガメムノン』③
3月5日(火)  第10回アイスキュロス『アガメムノン』④

2024年度も継続の予定です。
講義の進捗、その他の事情により内容・日程が変更になる場合がありますのでご了承ください。
最新情報は、毎月の愛とぴあ会報、ホームページを参照ください。


  見学ご希望の方は事前に「アカデミー愛とぴあ事務所」までご連絡ください。
    電話 042-441-6328
    受付時間 9:00~16:00



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