新春講演会のご案内

新春講演会『描かれたシェイクスピアの世界』のご案内

<ご挨拶>
5月に実施した会員向けのアンケートの結果、美術に関心を持つ人が多いことがわかり、美術と文学のコラボをテーマにして企画を考えました。また、2019年3月14日から三菱一号館美術館では『ラスキン生誕200年記念‐ラファエル前派の軌跡展』が開催される予定で、英国美術に対する関心が非常に高まっているおりです。ふるってご参加ください。
実施日時 平成31年1月21日(月)14:00~16:00 (開場:13時30分ごろ)
会  場 調布市文化会館たづくり8階映像シアター
講  師 齊藤貴子先生
(イギリス文学・歴史文化研究者、早稲田大学・上智大学大学院講師)

<プロフィール>
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横浜市生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了。早稲田大学教育学部助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化で、主として詩と美術の相関を研究。
<著書・訳書>
『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『肖像画で読み解くイギリス史』;『もう一度、人生がはじまる恋~愛と官能のイギリス文学~』(共にPHP新書)、『諷刺画で読む十八世紀イギリス~ホガースとその時代』(小林章夫と共著、朝日選書)、『楽しいロンドンの美術館めぐり』(出口保夫と共著、講談社)、『21世紀 イギリス文化を知る事典』(出口保夫、小林章夫と共編著、東京書籍)、『書斎の外のシェイクスピア』(サウンディングズ英語英米文学会編、金星堂)。編訳書に『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『音読・暗唱 愛と夢の英詩集』(出口保夫と共訳、講談社)。最新作『訳詩集・恋』(仮タイトル、研究社)を2019年4月に刊行予定。

<講演概要>
イギリスはシェイクスピアの国。これは決して誇張ではなく、ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616)という人物は、イギリスがこれまでに輩出した最も偉大な作家であり、その作品世界の影響力は洋の東西はもちろん、ジャンルの垣根をも超えて今なお絶大である。そこで本講演では、シェイクスピアの作品群が主として美術の世界でどのように受容されてきたのか、近代イギリス美術の華たるラファエル前派兄弟団の絵画を中心に概説したいと思う。


申込は、不要(先着100名)

お問合せ先は、調布市立図書館読書推進室・アカデミー愛とぴあ
電話番号(042)441-6328 時間9時~17時

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