持田叙子氏講演会のご案内

演 題 永井荷風ー季節をいとおしむ暮らしー

持田叙子 (もちだのぶこ) 先生は、永井荷風、折口信夫、泉鏡花、遠藤周作などの日本近代文学の研究をされていらっしゃいます。最近では、世田谷文学館の企画展『永井荷風 のシングル・シンプルライフ』の監修と連続講座『遠藤周作 神に問いかけつづける旅』の講師を務めていらっしゃいます。
今回の講演では、暮らしのなかで和の季節を永井荷風がいかに愛していたかなどがテーマとなりますので、参加者の皆様がより身近に永井荷風を感じることが出来る、大変楽しい内容として注目です。是非、ご参加ください!


開催日 令和3年10月23日(土)14:00~16:00(開場予定13:30)
会 場 調布市文化会館12階大会議場
定 員 100名(先着順)
参加費 無料

<プロフィール>

1959年、東京生まれ。慶応義塾大学大学院修士課程修了、國學院大學大学院博士課程単位取得退学。1995年より2000年まで『折口信夫全集』(中央公論社)の編集と解題執筆に携わる。2009年『荷風へ、ようこそ』が第31回サントリー学芸賞受賞。三田文学新人賞選考委員。毎日新聞書評委員。

<著書>

『折口信夫 独身漂流』(人文書院、1999年)『朝寝の荷風』(人文書院、2005年)『荷風へ、ようこそ』(慶應義塾大学出版会、2009年)『泉鏡花 百合と宝珠の文学史』(同、2012年)『折口信夫 秘恋の道』(同、2018年)、『遠藤周作 神に問いかけつづける旅』(同、2020年:共著) その他

<講師からのメッセージ>

永井荷風は明治、大正、昭和にわたり長く華やかに活躍した作家です。愛と平和を人生の宝と信じました。和の季節を愛し、心をこめて毎日をていねいに美しく生きました。ガーデニングの楽しさを唱えるエッセイや恋の想いに季節の情趣がまつわる小説を通し、荷風の人生のゆたかな知恵をご一緒に学びます。

<持田叙子先生の主な著書>




お問合せ先は、調布市立図書館読書推進室・アカデミー愛とぴあ
電話番号(042)441-6328 時間9時~16時


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