世界の文学や美術は、時代を越え、国境を越え、文化の壁を越えて、人々の心に訴えかけてきます。そして、海を越えたその先で、その土地の人々の感性に響き、新たな文学や美術を生み出し、歴史を紡いでいきます。
イギリスの画家J.E.ミレーの一枚の絵は、二十世紀初めの日本でどのような再生を遂げ、またその周辺で生み出されていった「女」たちの表象は、どのように時代を突き動かしていったのか。
夏目漱石、与謝野晶子、岡本かの子の作品に触れ、関連する画像を見ながら、ダイナミックな文化の往還の軌跡をたどってみたいと思います。
開催日 令和7年2月14日(金)14:00~16:00(開場予定13:30)
会 場 調布市文化会館12階大会議場 当日先着200名 入場無料
講 師 エリス 俊子(えりす としこ)氏 名古屋外国語大学教授
<講師プロフィール>
1956年兵庫県生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了、同博士課程満期退学。1986年よりオーストラリア、モナシュ大学人文学部日本研究科講師。1992年より東京大学大学院総合文化研究科助教授。2003年より教授。専門は日本近代詩、モダニズム文学など。モナシュ大学Ph.D.(文学)。日本比較文学会代表理事、編集委員長などを経て、国際比較文学会 (International Comparative Literature Association) 理事。現職は、名古屋外国語大学世界教養学部長、名古屋外国語大学世界教養学部世界教養学科教授。東京大学名誉教授。
催しは天候等により変更、中止することがあります。
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講演会には手話通訳がつきます。
問合せ:調布市立図書館読書推進室、アカデミー愛とぴあ
☎(042)441-6328 (受付時間:9時~16時)
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